護国神社の参道を歩くたび、
目に入っていたあの小さなお店。
「木琴堂」。

名前の響きが好きで、ずっと気になっていたのですが、
この日、ふと思い立って立ち寄ってみることにしました。

友人との待ち合わせは、このあと六本松でのランチ。
護国神社の大きな緑を抜けて向かう道すがら、
あの緑の森は、まるで“鎮守の杜”のようでした。
ただそこに在るだけで、心を落ち着かせてくれる存在。
木琴堂では、どら焼きを2つ購入。
種類は3つあって、どれも美味しそうだったけれど、
今回は「黒あん」と「塩バタあん」を選びました。

しっとり、上品で、思っていたよりとっても大きい!
このどら焼きは、今日会う友人への手土産。
久しぶりに会う人で、以前の職場でとてもお世話になった方です。
お渡ししたとき、友人が笑ってこう言いました。
「ここ、ずっと行きたかったんよ。でもうちからは遠いし、六本松ってあまり縁がなくて諦めてた」
そんな言葉を聞けただけで、
「寄って良かったな」と思いました。
近況を話して、ランチを食べて、少しだけ昔の話もして。
元気な顔が見れて、安心しました。
そして、自分自身が元気で会いに行けたことも、
それが何よりうれしかったです。
元気でいられることは、それだけで誰かを安心させる。
そう思える日でした。

📸 けやき通りの紫陽花。そろそろ雨の季節ですね。
🧁 木琴堂さん情報
木琴堂
福岡市中央区六本松(護国神社そば)
テイクアウト専門
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