2023年8月5日。
近所の眼科クリニックへ行った日。
いま振り返ると、わたしの「第二の人生」のスタート地点でもあります。
受診のきっかけは、前向きな気持ちから
その頃、娘の就職活動が終わりました。
母としての大きな役目をひとつ終えたような気持ち。
ほっとして、そして少し誇らしくて。
「さあ、これからは自分の人生だ」
そんなふうに、どこかウキウキしていました。
だからこそ、健康のことが気になったのです。
これからの時間を元気に楽しみたい。
そのために、一度きちんと健診を受けておこう。
ちょうど時間があった土曜日、
ふと思い立って眼科へ行きました。
父も緑内障だったけれど
実は、父が緑内障でした。
でも、正直なところ、
あまり自分ごととしては意識していませんでした。
父はいろいろな目の手術を受けていて、
「緑内障が原因」という印象があまりなかったからです。
ただひとつ、ずっと気になっていたことがあります。
わたしは強度近視。
「このまま進んだら失明するのでは?」
コンタクトレンズの健診のたびに、
先生にそう聞いていたくらいです。
でもそのたびに
「近視で失明することはありませんよ」
と言われ、安心して帰っていました。
だから――
まさか、自分が
失明リスクのある病気になっているとは。
検査結果
・眼圧:両目 16〜18 mmHg
・視野検査
・左目 MD値:-7
・右目 MD値:-0.75(初期の緑内障)
眼圧は高くない。
でも視野はすでに欠け始めていました。
左目は中等度寄り、
右目は初期。
その日の説明で言われたこと。
「とりあえず、左目だけ点眼を始めましょう」
突然のことでした。
ショックがなかったわけではありません。
でもそれ以上に、
「え?わたし?」という現実味のない感覚。
ウキウキしていたはずの土曜日が、
少し違う意味を持つ日になりました。
いま思うこと
でも、今なら思います。
あの日、
前向きな気持ちで健診に行った自分をほめたい。
知らずに過ごしていたら、
もっと進んでいたかもしれない。
緑内障は、静かに進む病気。
だからこそ、気づけたことは
きっと不幸ではなかった。
これは、わたしの備忘録。
そして、同じように
「まさか自分が」と感じている誰かへの記録です。

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